資産運用の王道は、S&P500、NASDAQ100などのインデックスに対応する米国ETF(VOO、QQQ)に投資することだと言われています。
私の場合も、いろいろな投資方法を試してみましたが、
①Jリートでインカムゲインを稼ぎ(こちらがメイン)
②米国株のインデックス投資でキャピタルゲインを稼ぐ(こちらはサブ)
という方法に落ち着きました。そして、自分の投資方法がかたまり、ブレが無くなると資産も順調に増加するようになってきました。
それでは、米国株のインデックス投資は万人に共通した最良の方法でしょうか?
・・・?
私の経験から言うと答えは、NO!です。
それでは、まず、米国株のインデックス投資のメリット/デメリットから説明していきます。
1.米国株のインデックス投資のメリット
(1)「ほっとけ投資」で7%の複利で資産が増えていく。
今までの実績からですが、あなたが米国ETFであるVOO(S&P500)を1,00万円購入した場合、VOOの株価は平均して年率7%上昇しているので、何もしなくても1年後には平均して107万円の時価評価額となります。これが毎年繰り返されるので、あなたは何もしなくても、毎年7%の割合で、複利で資産を増やすことができます。10年後には、なんと資産は200万円近く(約2倍)に増加します!
・・・世間でこれを「ほっとけ投資」と呼んでいます(ご参考まで)。
(2)ボラティリティ(価格の変動)が小さい。
S&P500とは米国大手500社の時価総額合計を指数化したものなので、それに対応する米国ETFであるVOOの場合、価格が変動したとしても1日に最大1%程度とごくわずかなものですです。個別株の場合、アナリスト予想を下回った時、不祥事が発覚した時、GAFAMの場合は独禁法で訴えられた時などは、1日に5~10%も価格が下がる場合があります(逆もあります)。したがって、VOOを購入しておけば、夜、あなたはゆっくり眠ることができます。
・・・小心者の私でも夜はゆっくり眠れています(笑)
(3)ネット証券会社から簡単に購入できる。
・・・昔に比べたら夢のようですね(再笑)
2.米国株インデックス投資のデリット
(1)短期で大きな利益が期待できない。
VOOの株価は平均年率7%で上昇するということは、平均して1日あたり、7%/365日≒0.02%の上昇です。VOOを100万円購入していた場合であれば、100万円*0.02%=200円となります。これはとても乱暴な計算で、実際は、最大1%程度の株価変動がある時もありますが、1日の株価の変動が小さいのに変わりはありません。したがって、投資金額が少なく、短期で利益を得ようとする投資家の方には向いていません。手っ取り早くお金持ちになりたいと考えて、株式投資を始めた方はすぐ飽きてしまいます!
・・・VOOで株価の変動を実感するためには、少なくとも、1,000~2,000万円程度のVOOを保有しておく必要がありますね。
3.結論
米国株のインデックス投資にはメリット・デメリットがあるので、万人に共通した最良の方法ではありません。自分の資産、投資経験、投資スタイル、腹落ち具合などから総合的に判断してください。
ご参考まで。
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
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