タカラレーベン不動産投資法人(3492) が、9月2日に終値でー3.76%と急落しました(図.1参照)。この原因は、同日に公募増資に伴う売出し価格が112,417円/口と発表されたため。
インカムゲイン投資家である私にとっては、タカラレーベン不動産投資法人が公募増資を8月13日に発表し、価格がどんどん下がっていたことから、このようになることは想定の範囲内。何もアクションは取りません!
理由は、①公募増資に伴う下落は何時ものことであり、数か月もすれば価格は回復する、②公募増資に伴い、分配金の増加が期待できること。
したがって、タカラレーベン不動産投資法人については、引き続き、価格の上下に一喜一憂することなく愚直に分配金再投資を繰り返します。タカラレーベン不動産投資法人を売却するのは、分配金利回りが大きく下がった時だけです。
ご参考まで
<参考記事>タカラレーベン不動産投資法人が投資口追加発行、12物件を取得(JAPAN-REIT.COM 2021年8月13日)
タカラレーベン不動産投資法人 <3492> が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。発行口数は112,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,400口。これにより発行後の投資口数は24.3%増の575,000口となる予定。調達額は130億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。
取得する物件は「川越ウエストビル」等オフィスビル2物件、住宅8物件、商業施設1物件、底地1物件の計12物件、取得額は計263.10億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は30%増の1,131億円となり、資産規模1,000億円を達成する。これらに伴い第8期(2022年2月期)業績予想を修正。新規12物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し37.8%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,000円と3.4%増加する見通し。
併せて第9期(2022年8月期)業績予想を公表した。修繕費が減少するが、固都税、管理委託費、運用報酬等の増加により、前期予想比6.6%減益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,800円となる見通し。
なお、有利子負債比率は第8期及び第9期末に46.8%と、第6期(2021年2月期)末の46.0%から上昇する見込み。
図.1 タカラレーベン不動産投資法人 投資口価格推移(2021年9月2日 楽天証券)
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
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