Jリート(不動産投資信託)は、多数の物件からの賃料などを原資として成り立っており、制度上、その収益の大半を分配金(株式でいう配当金)として投資家に還元しなければなりません。Jリートの平均分配金利回りは3~4%なので、日本の金融商品の中でいかに利回りが突出して高いかが分かります。
私は、メインがJリートの分配金再投資でインカムゲインを狙い、サブが米国ETF(VOOなど)でキャピタルゲインを狙っています。
今回、マリモ地方創生リート投資法人(以下、マリモRと略)から分配金を受領したので報告します。
マリモRは、①資産を地方に分散しており、②時価総額も小さいため、人気がありませんが(笑)、分配金利回りが高く(表.1)、かつ、それを維持しているので、私の好きな銘柄の一つです。今回、私の資産運用会社が受領した分配金は、以下のとおりです。
・3,752円/口*15口=53,580円(税引き前)
表.1 Jリート高分配金利回りTOP.10 (2021年9月14日)
同日、マリモRから資産運用報告書が送られてきて、その中の決算ハイライト(図.1)を見ると、コロナ禍にも拘らず、営業利益は前期とほぼ同程度、1口分配金は増加しており、それだけで満足。あとは適当に読み飛ばしていると、最終ページに驚くべき記載が!
・・・?
図.1 マリモR 決算ハイライト
・・・??
なんと、最終ページに、マリモRの投資口価格と東証リート指数の推移を比較したグラフが掲載されていたのです。そしてそこには、マリモRの投資口価格が東証リート指数を圧倒している(48.9%上回る!)との記載までありました。
私が知らないだけかもしれませんが、資産運用報告書にこのような記載があるのを初めて見ました。同時に、胸を張り、鼻高々な(ドヤ顔の)経営者の様子が目に浮かび、ますますマリモRが好きになったということです。
・・・いや~、マリモRはとんがっていますね!
ご参考まで。
図.2 マリモR 投資口価格の推移
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
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