FIREまで、あと149日です。
さて、40年勤めた会社を辞める日が近づき、毎日ブログを書いていると昔のことを思い出します。今回は、20年程前のことになるのですが、ご容赦ください。
当時、息子が少年野球をやっており、6年生に上がる時に、私は縁があって少年野球チームの代表を務めることになりました。私自身、野球は得意ではなかったので、チーム、父兄、指導者の方々を支援するのが主な仕事でした。
ある時、少年野球チームの用具庫が放火により全焼するトラブルがありました。刑事の方が来て、捜査に当たってくれましたが、結局、犯人は見つかりませんでした。
この時、OBの方々、近隣の野球チームから金品の支援を頂きながら、少年野球チームは速やかに練習を再開することができました。非常にありがたいことでした。
このことは地元新聞に「逆境に負けない子供たち」という題名で、大きく記事にしていただきました。
また、放火のトラブルが起こる前にピッチングマシンの見積もりをお願いしていたメーカがあったのですが、放火事件のためにお金が無くなったので購入は見送ることに決め、その旨を手紙にしたため、地元新聞の記事のコピーを添えてそのメーカに送ると、そのメーカは「販売しないピッチングマシンが出てきたので、使用してください。お金は要りません。」という回答とともに、なんと、新品のピッチングマシンを送ってきてくれました!
・・・「至誠さん、いい人がいっぱいいるもんだね!」
・・・「本当に、涙が出てきました。」
残念ながら、私は転勤族だったので、その年の秋に転勤となり、後任の代表の方にご恩返しをしなければならないことを引き継ぎ、後ろ髪をひかれながら、その地を去りました。
私自身としては、直接ご恩返しをする機会はもうないので、別のことで恩を返していこうと強く思ったものです。昨年、今年と日赤に寄付したのもそういう理由です。
ご参考まで。
注)使用した写真は当時のものではありません。
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*なお、今回の話は投資と関係ありませんが、投資は自己責任でお願いします。