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世界のエリート投資家とのパフォーマンス対決3(レイ・ダリオvs至誠くん)

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 FIREまで、あと145日です。

 さて、レイ・ダリオ氏は資産規模1000億ドル以上を誇るヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者です。「ヘッジファンドの帝王」と呼ばれ、危機を予見する卓越した読みの鋭さを誇っています。リーマン・ショックの時は、ヘッジファンド全体が大幅な減益を記録する中、約12%の収益を確保したという逸話を残しています。
今回は、レイ・ダリオ氏と私のポートフォリオのパフォーマンスを比較してみたいと思います。

 

・・・「至誠さん、今回のシリーズは人気がないですね!」

・・・「いいんだよ。広告やアフィリエイトのためにやっているんじゃないから。自分でやりたかったんだよ(-_-;)」

 

1.レイ・ダリオ氏のポートフォリオ。
 ポートフォリオは「世界のエリート投資家は何を見て動くのか」「世界のエリート投資家は何を考えているのか」(アンソニー・ロビンズ著 三笠書房発行)に記載されているものを使用しました。(対応するETFは私が選択しました。)
 レイ・ダリオ氏のポートフォリオは「黄金のポートフォリオ」(オールシーズン戦略)と呼ばれています。表.1のポートフォリオから分かるとおり、債権比率が高いですが、これは株式の変動リスク(債権の3倍))を軽減するためです。
金とコモディティはインフレが加速した時に価格が上昇しやすい性質を持っており、インフレ加速時に下落しやすい株式、債券のリスク軽減に役立ちます。

表.1 レイ・ダリオ氏のポートフォリオf:id:shiseikun:20211004231010p:plain

2.レイ・ダリオ氏のポートフォリオのパフォーマンス
 対象期間を、2020年1月から2021年10月としました。
 図.1から分かるとおり、各資産が大きく変動しており、訳が分かりませんね(笑)
しかし、レイ・ダリオ氏のポートフォリオにまとめ上げられると、見事にコロナショックによる下落を防いでいることが分かります。
一方、コロナショック後の上昇はあまり大きくないので、このチャートからは、守りを重視したポートフォリオであることが分かります。
リターンはあまり大きくなくていいから、資産は減らしたくないという投資家に最適なポートフォリオですね!

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図.1 レイ・ダリオ氏のポートフォリオのパフォーマンス

3.至誠くんのポートフォリオ
 こちらが、私(至誠くん)の資産運用会社と個人の資産を合算したポートフォリオです。多少の変動はありますが、この2年間はほぼこれで通しています。

表.2 至誠くんのポートフォリオf:id:shiseikun:20211005184236p:plain

4.レイ・ダリオ氏vs至誠くんのポートフォリオのパフォーマンス対決!
 至誠くんのポートフォリオは、レイ・ダリオ氏のポートフォリオと比較して、下落には弱いですが、上昇には強いです(図.3参照)。対決結果は、ポートフォリオの目指すところが異なるので、判定不能といったところですね!
・至誠くん:最大下落幅ー12%、最終値+22% 
・レイ・ダリオ氏:最大下落幅ー3%、最終値+13%

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図.3 レイ・ダリオ氏vs至誠くんのポートフォリオのパフォーマンス比較結果

5.まとめ
 今回は、判定不能ということで、いつも、突っ込みどころ満載のパフォーマンス対決ですいません(笑)
やはり、全員に共通した最適なポートフォリオは無いということを実感しました。

 次回は、ウォーレン・バフェット氏のポートフォリオと対決したいと思います。ご期待ください。

<追記>
 私には、レイ・ダリオ氏のポートフォリオが未来永劫に同じ資産配分でいいかどうかが分かりません。なぜなら、レイ・ダリオ氏のポートフォリオは5変数の非線形関数から最適解を求めるものなので、私にはその最適化問題が解けないからです。昔、大学の時に最適化問題を専攻していたので、難しさが分かります(笑)
逆に、アメリカには、ものすごく頭がいい人がいるんだなと感心しています(再度笑)

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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。