FIREまで、あと30日です。
さて、上場廃止基準に該当する可能性のある「管理銘柄」に指定されていた東証一部上場企業のグレイステクノロジーの上場廃止が、1月27日に決定しました。
2020年12月に1株4,235円の値を付けていたグレイステクノロジー株は、2021年4月に入ってから徐々に価格を下げていき、6月には1,500円~1,600円を行き来するようになり、秋には1,000円程度まで落ち込んでいました。上場廃止前日の株価は58円(終値)でした。
同社の株価が大暴落し、そして上場廃止になった原因は粉飾決算です。
(添付のリンク参照。)
過去には、東芝、オリンパス、カルロス・ゴーン時代の日産などが粉飾決算をやっていますね。
粉飾決算をやる経営者は、一発で退場していただき、一生をかけて、被害を受けた方々に謝罪と被害の補償をしていただきたいのが皆さんの本音でしょう。
しかし、現状ではそれは困難だと思われます。
では、どうすればいいでしょうか?
・・・・・・・・?
(参考)SAKISIRU ニュースサイト 2022年1月27日
(参考)日経新聞 2022年1月26日
結論から言います。
キャッシュフロー計算書(C/F)をチェックしてください。
損益計算書(P/L)、貸借対照表(BS)は粉飾しやすいですが、キャッシュを粉飾するのは非常に困難です。
業界では、「キャッシュはうそつかない」と言われています。
完璧では無いですが、慣れてくると、粉飾決算のニオイを嗅ぎ分けることができます。
(添付のリンク参照。)
昔、私が米国株を始めた頃、購入候補の銘柄について、「Grow Rich Slowly」というブログを運営しているHiroさん(公認会計士)が、その米国企業のキャッシュフローはおかしいとブログで発信しました。
私は「?」と思ったのですが、とりあえず購入を見送っていたところ、1~2か月後に、その会社の株価が急落しました。
当時は米国株の情報が少なかったので詳細は分かりませんでしたが、何か問題があったのだと思います。
それ以来、私は個別株を購入する時は、必ずキャッシュフローを確認するようにしています。
自分の身は自分で守らないといけないですからね。
ただし、今では、個別株の財務諸表(含キャッシュフロー)をチェックする気力がなくなり、インデックス投資に切り替えています(笑)
ご参考まで。
(参考)DIAMOND ONLINE 2021年10月31日
(参考)社長ブログ 2016年10月31日
・・・「至誠さん、Jリート、インフラファンドもキャッシュフローをチェックしているの?」
・・・「すいません。分配金しか見ていません(-_-;) 」
<追記>
かつてグレイステクノロジーはCMキャラクターに滝川クリステルさんを起用していました。
変な会社のCMにでると、イメージダウンになるので気を付けたほうがいいですね!
ご参考まで。
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。