FIREまで、あと7日です。
さて、マスコミが数日中にもロシアのウクライナ軍事侵攻があるかのように煽っていますが、本当なのでしょうか?
プーチン大統領がどんなに「ウクライナに侵攻するつもりはない。」と表明してもです。
私としては、ロシアのウクライナ軍事侵攻はロシアにメリットがないと思われるので、いつも違和感を持ちながらマスコミの報道を聞いていました。
今回、ネットで、大学の先生2人がロシアのウクライナ軍事侵攻の可能性は少ないということを述べられているのを知り、やっと胸のつかえが取れました。
2人の先生の考えを下記しますので、まず、読んでみてください。
1.遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大名誉教授
・ロシアがウクライナを侵攻してくれると、あるいは侵攻しそうな様子を見せてくれると、アメリカにはいくつものメリットがある。
米軍のアフガン撤退の際に失った信用を取り戻すと同時に、アメリカ軍事産業を潤すだけでなく、欧州向けの液化天然ガス輸出量を増加させ、アメリカ経済を潤して、秋の中間選挙に有利となる。
・肝心のウクライナのゼレンスキー大統領はこれまでに何度も「ロシアのウクライナへの侵攻の可能性は非常に低い」と言っており、「もし本気で侵攻してくるのならば軍隊規模が小さすぎ、現在の規模は毎年の軍事演習の規模と変わらない」と繰り返してきた。
ドイツのアナレナ・バーボック外相も、バイデンの「プーチンが侵攻を決定したと信じている」という発言を受けて、「ウクライナに関するロシアの決定を推測または仮定しようとしないよう」警告した。
<参考>
2.慶應義塾大学・廣瀬陽子教授
・ロシアの軍事侵攻の可能性を否定しないものの、ウクライナの併合は「全くメリットがないと指摘。
ロシアは「いつでも軍事侵攻をできるぞ」というポーズを見せることが目的で、すでに以下の5つのメリットを得ている。
①ロシアに世界的な注目が集まり、米中対立ばかりが目立っていた国際政治に割って入った。
②アメリカとヨーロッパ諸国の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)にウクライナが将来的に入ることについてロシアは強硬に反対するも無視されてきたが、ついにNATO諸国を交渉のテーブルに着かせることができた。
③ウクライナがNATOに加入すれば、ロシアにとっては軍事侵攻をしかねないほど深刻な問題だとアピールできた。
④「旧ソ連地域にNATOが入ってくることは許さない」というロシアの勢力圏をアピールできた。
⑤武力侵攻の恐怖でウクライナ政治を混乱させ、親欧米派の失脚に向けて足がかりができた。
<参考>
いかがでしょうか?
私は、大学の2人の先生の述べられている内容が、最も腹落ちしました。
そのため、
今後、ウクライナの一部で小競り合いがあるかもしれませんが、ロシアにメリットがない限り、全面的な戦争に繋がらないと思います。
したがって、今後、米国株式の暴落が起こるようなことはないと思われるので、私は、今までの方針どおり、米国株インデックスを買い続けていきたいと思います。
ご参考まで。
・・・「至誠さん、マスコミはアメリカの考えを一方的に広めるのはやめてほしいね!」
・・・「ほとんどのマスコミが同じだね(-_-;) 」
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