皆さん、こんにちは!
さて、週刊現代(web)に、「ソフトバンク・孫正義、楽天・三木谷浩史ほか、カリスマ経営者を信じる人はなぜ投資に失敗してしまうのか?」というコラムが掲載されました(2022年9月6日)。
刺激的な表題ですが(笑)、
投資の失敗事例を分かりやすく説明したもので、よてもよい内容でした。
<投資の失敗事例>
1.カリスマ経営者の言うことを真に受けて株を大量に購入する。
ソフトバンク・孫正義、楽天・三木谷浩史の夢のような将来計画を真に受けて、同社の株式を購入。
しかし、夢のような将来計画は達成されず、株価は大きく下落。
2.流行り物に飛びつく。
「AI(人工知能)やロボット関連、コロナ禍におけるIT企業の成長といったテーマで組成された投資信託を購入。
しかし、こうしたテーマ型の投資信託はブームから時間が経ってから販売されることも多く、人気が高まった時がピークというパターンになりがち。
3.高利回りを謳う金融商品(新興国の債券)に手を出す。
新興国の債券の中には利回り36%を謳うものもある(トルコリラ建てゼロクーポン社債)。
しかし、現地通貨が下落すれば、当然、元本割れのリスクが伴う。
実際、トルコリラはこの7年で7分の1以下になっている。
4.金融機関の営業マンの言いなりで仕組債を購入する。
地方銀行の営業マンから勧誘を受けて、複数の個別株の値動きに連動した仕組み債の購入。
2013年に1000万円分購入した仕組債が、コロナが流行り始めた2020年に『ノックイン』判定水準まで下落し、180万円で償還。
営業マンに聞いても、説明が全く分からない。
5.先行きが不透明な仮想通貨への投資する。
代表的なビットコインは、昨年秋の高値から3分の1程度に暴落している。
6.相続税対策という不動産業者の口車に乗ってアパート経営に乗り出す。
業者は事前に安定的な収益を得られるかのような試算を提示するが、これはあくまでも部屋がすべて埋まった場合の話。
近くに別の新しいアパートが建設されるなどして予定通りに部屋が埋まらない可能性もある。
その場合は、建築費用の返済が重くのしかかる。
<参考>
週刊現代という業界第3位の週刊誌が、
銀行、証券会社、他の闇を明らかにして、読者の金融リテラシー向上に貢献しているということで、とても良い取り組みだと思います。
しかし、・・・。
・・・???
実は、私の講演「準富裕層への道(応用編)」で、聴講される方の興味を引くために最初にしゃべっている内容とほとんど同じなのです。
私の方が、身近にあった具体例を説明しているので迫力はあると思うのですが、このようなコラムが多く出てくると、私の講演内容も再考しなければならなくなります(笑)
繰り返しになりますが、週刊現代のコラムはとても良いコラムです。
問題は、私個人に関するものです(再度笑)
ご参考まで。
・・・「至誠さん、セコイこと言ってちゃダメだよ! みんなの金融リテラシーが向上すれば、それで良いじゃないか!!」
・・・「そのとおりです(-_-;) 」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。