1日1回どちらかのバナーをクリックして、応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ

無能な指揮官!!!

 皆さん、こんにちは!

さて、「指揮官の無能さを心理的に分析する『軍事的無能の心理学』(1976)の紹介」というコラムが、とても面白かったですね!
久々に、琴線に触れました。

コラムの著者は、こちらです。
 ↓ ↓ ↓

武内和人|戦争、社会、人間を学ぶ


何が面白かったかというと、

(三国志で有名な魏の曹操という人は、若い頃「治世の能臣、乱世の奸雄」と評されたということをご存じの前提で、)

「治世の能臣」タイプの指揮官は、戦地で発生した問題を適切に解決できず、何ら有効な手を打たないか、あるいは非現実的な対策を講じて事態を悪化させ、軍隊に損失を与えるというものです。
すなわち、無能な指揮官になるということです。

「治世の能臣」タイプの指揮官は、権威に対する従順性、服従性が強く、規律や規則を絶えず意識し、地位の向上に熱心な性格です。

そして、このような性格を持った個人は、職務を秩序立てて進めることを好み、ある事柄に対して矛盾した認知(認知的不協和)を許容できる程度が低く、独創性や創造性を軽視する傾向があります。

言い換えれば、権威主義的パーソナリティは、そうでない人々に比べて
予想外の出来事を受け入れ、自分の知識や信念を見直しながら、新しい知識を学ぶことが難しくなり、それだけ先入観の奴隷になりやすいということです。


・・・

 

そして、無能な指揮官の下では、多くの兵士が無駄に死んでいきます。


<参考>



・・・???


 私が会社に勤めていた頃は、上記の事項を痛感しました。

会社が順調に行っているいる時は、「治世の能臣」タイプの経営者でうまく行きます。

しかし、会社が困難な状況に直面した場合、「治世の能臣」タイプの経営者では今までの延長線上のことしかできませんでした。
無暗に、コストダウン、要員削減を指示するしか能がない。
新しい提案もリスクがあるということで、決断できない。
有能な参謀がいれば変わっていたかもしれませんが、直言する部下は遠ざけてしまい、YESマンだけを周囲に配置していた。
・・・。


会社が良くなったのは、「治世の能臣」タイプの社長から、「乱世の奸雄」タイプの社長に変わった後です。
自分の考えをしっかり持った社長で、新しい提案も自分で判断し、経営会議で決裁されると、社長自らが支援しながら積極的に進めていく。

その結果、会社は生き返りました。



・・・!!!



 これは、私の個人的な見解ですが、日本の会社は「治世の能臣」タイプの社長が増えてきた結果、おかしくなって来たのではないかと考えています。

積極的にリスクを取って、凄いスピードで決断をしていく外国企業と勝負するためには、そのスピードを超えていかないと勝てないですからね!



私は既にFIREしているので、これは負け犬の遠吠えですが、
可能であれば、若い方が何か感じてくれれば幸いです。


ご参考まで。



・・・「至誠さん、岸〇首相のことを言っているのかと思ったよ!」
  

・・・「そんなつもりは無かったのですが(-_-;)」



*1日1回バナーをクリックして、応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ

*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。