皆さん、こんにちは?
さて、最近、私のブログの読者の方(Mさん)から、
「株式を購入したけど、売り時が分からない!」
という質問を受けました。
Mさんには、はっきり言いました。
「長期で資産を築こうとした場合、一般的に次の2つの方法が主流です。
・VOOなどの米国株インデックス、またはVTなどの世界株インデックスを定期的に購入していく。
・10種類程度の優良な高配当株を定期的に購入していく。
この場合、株式を売却してはいけません。
株価が上下する場合があるかもしれませんが、それに一喜一憂することなく、株を買い増してください。
そうすれば、10~20年後には、あなたはお金持ちになっています。
・・・???
Mさんへの説明は、少し淡白だったので、ここでもう少し詳しく説明します。
昔々、日本の証券会社は日本株しか取り扱っていませんでした。
日本株は、バブルが弾けて以降、上がったり・下がったりを繰り返していたので、
安い時に株を買い、高くなったら売るという方法でなければ、利益が稼げませんでした。
(図.1参照。)
そのため、安い時に株を買い、高くなったら売るという考えが主流になったのです。
また、この考えは、株式、投資信託などを販売する証券会社、銀行にとっては、手数料を稼げるので、大いに活用(PR)されたのです。
しかし、普通の人が、安い時に株を買い、高くなったら売るというのは、非常に難しい方法です。
株式で大損した人が出たため、株式は怖いという話が広まった要因です。
図.1 日経平均チャート
・・・!!!
しかし、今では、世界の株式、ETFが購入できるようになりました。
そして、米国株インデックス、世界株インデックスは、基本的に右肩上がりに上昇しているので、日本国内でも、それらを買い続けた人がお金持ちになったという事例が出てきたのです。
(図.2 参照)
また、優良な高配当株も、比較的容易に見つけられるようになりました。
こちらも、優良な高配当株、連続増配株を買い続けた結果、「お金のなる木」を作ることができ、不労所得(配当・分配金)で生活できるようになったという事例も出てきたのです。
図.2 SPY(S&P500)チャート
・・・!!!
「株式を購入したけど、売り時が分からない!」と言ったMさんには、銀行、証券会社などの手数料ハンターの臭いがしました。
そのため、「株式を売却してはいけない。ひたすら買い増してください。」というアドバイスをした次第です。
ご参考まで。
・・・「至誠さん 手数料ハンターの人は、まだ、頑張っているね!」
・・・「生活がかかっているからしょうがないんだ。僕たちは騙されないようにしないといけないよ(-_-;)」
*1日1回バナーをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。