皆さん、こんにちは!
さて、志村 暢彦さんの「世界の富裕層がお金を増やしている方法」(ダイヤモンド社)を読みました。
本の題名から、世界の富裕層の投資法を解説している本かと思ったのですが、
実際は、志村さんがファンドマネージャー、トレーダー、富裕層のコンサルタントなどを経験しており、そこでの投資手法を説明するというものでした。
若干の違和感を覚えましたが(笑)、
本の内容はとても面白く、参考になるものでした。
<参考>
図.1 本の表紙
・・・???
本の内容ですが、著作権の問題もあるので、以下の目次(抜粋)から類推してください(笑)
<世界の富裕層がお金を増やしている方法 目次(抜粋)>
パート1 “伸び盛りの富裕層”がグローバル投資に走るワケ
いまや日本株は“新興国株”のようなもの
「円建て」ではなく「ドル建て」資産を持つ
パート2 グローバル投資 7つのルール【基礎編】
・ルール1 長期目線を持つ
100万円が2億4000万円になるのも夢ではない
・ルール2 投資を分散させる
「セクター」「テーマ」「タイミング」を分散させる
ポートフォリオをリバランスする
・ルール3 ピラミッド型で資産を積み上げる
1段目:保守的な投資
2段目:積極的な投資
3段目:超積極的な投資
パート3 グローバル投資 7つのルール【応用編】
・ルール4 投資家の「共通言語」を理解する
「割引キャッシュフロー(DCF)法」は投資と経営の最重要事項の1つ
・ルール5 理論を知って学術的な裏づけを押える
現代ポートフォリオ理論
ブラック・ショールズ・モデル
ファーマ・フレンチ・3ファクター・モデル
・ルール6 「天」「地」「人」と3つの視点で考える
・ルール7 投資手法を「高度化」する
オプション取引
トレーリングストップとDRIP
SPAC(特別買収目的会社)投資
パート4 「資産形成ピラミッド」で積み上げを狙う
3つの資産ゾーン別に自在にピラミッドを形成する
↓ ↓ ↓
図.2 資産形成ピラミッド
・・・!!!
まず、以下の投資の古典的(?)な名著をまだ読んでいない人は、そちらを読むのが先です。
<投資の古典的な名著>
・株式投資の未来 (ジェレミー ・シーゲル著)
・ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著)
・敗者のゲーム (チャールズ・エリス著)
・バビロンの大富豪(ジョージ・サミュエル・クレイソン著)
もし、あなたが既にそれらを読んでいるならば、「世界の富裕層がお金を増やしている方法」を読むのは、アリだと思います。
ファンドマネージャー、トレーダーが使う手法などが分かりやすく解説されています。
・・・私も知らない言葉が、多くありました(反省)
特に、資産を①保守的な投資、②積極的な投資、③超積極的な投資に分け、割合を決めて投資していくというのは、面白そうですね!
本に記載されている、割合や期待値(年率○○%)には違和感を覚えますが、いろいろ応用が利きそうです(図.2参照)。
私も、一度使ってみたいと思います。
ご参考まで。
・・・「至誠さん 歳を取っても勉強しないとダメだね!」
・・・「反省しています(-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。