今回は、両親の面倒を見るために、田舎の実家のそばに家を新築しようとしたら、親父から手のひら返しの反対にあい、計画がとん挫したシリーズの3回目です(添付参照)。
皆さんも、60歳前後になると共通して抱える悩みの一つになると思うので、興味のある方は一読してください。
<参考>
ー--上記1,2の続きです。---
親父には、状況も確認する意味で何回かTELしましたが、家の新築の話になると、親父がすぐに電話を切る状況が続きました。
そこで、家内と話をして、①今までの経緯、②私たちの気持ち(真意)、③親父の誤解、④今後の展開(ケースに分けて説明)、⑤家内の実家が途絶えた理由、などを二人で文書にまとめ、親父に文書で説明することにしました。
そして、近くの温泉で合宿を行い、文書のチェック、説明の担当決め・予行演習を行いました(笑)
お恥ずかしながら、今回ほど家内と真剣に会話したのは初めてでした(再笑)
また、家内のほうが、田舎に帰る気持ち強いことを初めて知りました(汗)
そして、次の日に、無理やり帰省しました。
親父との会話は、2日間(のべ5~6時間)に及びました。
時に親父とは怒鳴りあいとなりましたが、家内が仲裁に入り、何とか話し合いは継続しました。
親父の気持ちが変わったのは、夕食後に、親父と家内とが2人きりで話をしてからです。
家内から親父に、
①私たちは、夫の退職後、田舎に帰る予定にしていた、
②私たちは、田舎に帰って親孝行をしたい、
③私たちが田舎に帰り、夫の事業が拡大すれば、息子も田舎に帰ってくる可能性がある、
④このまま、私たちが田舎に帰らなければ、家もお墓も朽ち果てていく、
⑤代々続く「至誠家」の地で「至誠家」が途絶えてしまう、そうすればご先祖様に申し訳ない、
と、訥々と話をしました。
特に、親父には「⑤ご先祖様に申し訳ない」という点が一番心に響き、親父の気持ちが変わったようです。
家内の強い気持ちのお陰で、漸く事態が好転し、いろいろ条件がでましたが、田舎に家を新築する許可がでました。
私がよく知っている普通の家庭であれば、息子夫婦が田舎に帰ってくることになれば、両親は喜んで迎え、場合によっては家も新築してあげるというケースが多いと思われます。「至誠家」は全く逆ですね(笑)
私としては、まだ、親父の気持ちは良く分かりませんが、家内には大いに感謝しています!
そして、親父の気持ちが変わらないうちに、「建物建築承諾書」にサインと印鑑を貰い、早々に実家を退散しました。
「建物建築承諾書」が無いと、家を新築するための測量・調査もできないので、これでとりあえず、一歩前進です。
ただ、まだ揉めていることはあるのですが、長文になりましたので、次回に持ち越したいと思います。
ご参考まで。
・・・「至誠さん、良かったね!」
・・・「 今後も親父の『手のひらがえし』があるかもしれないので、安心できないよ (-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。