皆さん、こんにちは!
さて、3月13日は、SVB破綻とシグネチャー・バンクの事業停止を受けて、金融不安やリセッション(景気後退)の不安が一挙に広がりました。
一方、3月14日は、2月のコアCPIの発表があり、前月比0.5%上昇、前年同月比5.5%上昇という結果でした。つまり、依然、強いインフレが続いているということです。
パウエル議長にとっては、難しい判断を迫られています。
「金融の安定か?インフレの撲滅か?」
<参考>ブルームバーグ 2023年3月15日
<参考>ブルームバーグ 2023年3月14日
・・・???
また、3月14日の米国市場では、銀行の混乱の最悪期が過ぎたとの見方が広がり、株式、国債の金利、米ドルは上昇しています。
<参考>
・・・!!!
オセロゲームのように、米国市場は毎日状況が大きく変わり、混乱が続いているように思われます。
機関投資家の方々でも、見解が分かれているように思われます。
また、アフィリエイターの方も、いろんな意見を述べて、投資家の方を煽っています。
しかし、私が過去のブログでも何回も言っていますが、
大きなショックが来たら、米国株インデックス(S&P500)などは株価が半分に、個別株はゼロになる危険性があります。
自分の頭で考え、自分が納得した上で、自分の判断で投資を進めてください。
<具体例>
①特に短期投資家の方
損切レベルを決めておき、レベルを超えた場合は損切を行う。
②特に長期投資家の方
世間の喧騒を無視して、自分の方針どおりに積み立て投資を継続していく。
③特に日本株投資家の方
新規購入を控え、更にポジションも少し落としながら、様子を見る。
④共通
資産を分散しておく。
なお、「休む」のも立派な戦術です。
ご参考まで。
・・・「至誠さん 先が読めないね!」