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資産運用の王道5:DC年金は海外株式50%と海外債券50%が勝利の方程式

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 確定拠出年金(DC年金)とは、企業が掛金を毎月積み立て(拠出)し、従業員の方(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度です。従業員の方は掛金をもとに、金融商品の選択や資産配分の決定など、さまざまな運用を行います。そして定年退職を迎える60歳以降に、積み立ててきた年金資産を一時金(退職金)、もしくは年金の形式で受け取ることができます。ただし、積み立てた年金資産は原則60歳まで引き出すことはできません。ここで重要なのは、掛金は企業が負担してくれますが、運用の結果はあくまで従業員の方の自己責任ということです。運用成績によって将来受け取れる退職金・年金の額が変動します。将来の老後資金を増やせるかどうかは、従業員の方の“運用手腕”にかかっていると言えるわけです!

 それでは、金融商品の選択や資産配分をどのようにすればよいのでしょうか?

 先日、労働組合からDC年金モニタリングレポートというものが配布されてきました。図.1、および表.1から分かるとおり、運用金額を最大化するためには、海外株式(全世界株、MSCI KOKUSAI)に100%配分するのが最強です。

・・・?


 私は、2005年11月にDC年金が開始された時から運用を開始し、2020年2月まで運用を続けてきました。その間、リーマンショックを経験しましたが、そこでは海外株式、国内株式に多くを配分していた人は資産が約半分(50%)となり、多くの方が含み損の状態となりました。そこで多くの方は「やはり株は怖い」と考えて、定期貯金、国内債権などに配分を移し、その後、含み損の状態がずっと続いたと聞いています。
今後、無いとは思いますが、ブラックスワンが飛んできて、リーマンショックと同じ規模の株式の暴落が起こった場合、今までお金の勉強をやってこず、もちろん、実践もやってこなかった人たちが耐えられるでしょうか?・・・なかなか難しいのではないかと思われます。
 私の場合、当時、保有資産は国内資産のみだったので、DC年金は海外株式50%・海外債券50%に配分していたことから、海外株式の暴落を海外債券のお陰でマイルドにすることができ、リーマンショックにも耐えることができました。数年後には含み益に変わり、2014年頃からは〇〇グループの中の運用利回りのTOP5%には必ず入るようになりました。これは、私の経験から言えることですが、現在、定期預金・保険商品・国内債券の利率がゼロに近い状態では、引き続き、海外株式50%と外国債権50%が勝利の方程式ですね!
 では、なぜ、私は2020年2月にDC年金の運用をやめたのでしょうか?定年退職後、引き続き社員再雇用で会社員を続けていたのでDC年金も継続できたのですが、それをやめた理由は、①全額を自分で運用したほうが資産を増加させられる(儲かる)、②4%ルールというものを知って、元本を減らすことなく、自分の年金を得られる方法が分かったからです。
(4%ルールについては、またの機会に説明したいと思います。)

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図.1 インデックスの推移(2005年11月=100%)

表.1 〇〇グループのDC年金初回拠出以降のインデックスの推移
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 また、海外株式(全世界株)ではなく、米国S&P500、米国NASDAQ100、Jリートに対応するインデックスのほうがいいのでは?というご意見があると思います。理由は、〇〇グループでは、表.2に示すとおり、そのような商品がないからです。〇〇グループは従業員数が4~5万人の大手の企業グループなんですがね・・・(笑)
ご参考まで。 

表.2 商品別収益状況
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。


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