親の遺産もない、当然贈与もない、お医者さん・弁護士さんのように高給取りでもない、そんな普通のサラリーマンが億り人になるために一番重要なことは何でしょうか?
・・・?
私の経験からですが、結論から言います。
給料(、ボーナス)の1/4を、強制的に、簡単に引き出せない金融商品に貯めていくことです。
私も、最初は、家計のやりくりをして、余ったお金を貯めようとしましたが、貯まりませんでした。理由は、外食、飲み会、趣味(当時は魚釣り)などの多くの誘惑に負けてしまったからです(笑)
・・・相当強い意志を持った人でなければ難しいですね!
そこで、私がどうしたかというと、簡単には引き出せない金融商品に、給料(、ボーナス)の1/4を自動で振り込むように変えました。こうすれば、残った3/4の給料で生活するしか方法がなく、その中でどのように生活していかなければならないかを考えます。そして、優先順位の低いもの、あったほうが良いものなどを切っていくということになりました。(どうしても心配であれば、給料の1か月分を定期貯金にし、3/4が振り込まれる普通貯金とあわせて総合口座にしておけば、赤字が出てもボーナスで返せます。)
そして、強制的に質素・倹約をしなければならない環境に身を置くことにより、質素・倹約の体質ができあがり、ようやくお金が貯まるようになりました。
すなわち、
収入(固定)> 支出(変数)+ 貯蓄(固定)
という体質が強制的に出来上がったということです。これが一番重要です。
資産運用に入るのは、①質素・倹約の体質が出来上がった後(穴の開いていないバケツを持った後)、かつ、②ある程度の資産が貯まってからとなります。
資産というものは、穴の開いたバケツには貯まりません。株の雑誌、ブログなどで、「個別株で○○儲けた!」、「FXでXX儲けた!」などという景気の良い話が飛び交っていますが、穴の開いたバケツでは、穴からお金が漏れていき、資産を維持することができません。アメリカのNBAや大リーグのスター選手が引退後に破産することがありますが、その原因はその人が穴の開いたバケツしか持っていないため、収入がなくなるとお金がどんどん漏れていき、最後はお金が無くなってしまうためです。
上記の内容は、私が自分で考えて実行してきたことです。
その後、お金の勉強を始め、次の書籍に出会うと、私のやってきたことと同じことが書かれていて驚いたことがあります。やはり、今回述べたことはお金持ちになるための人類普遍の真理だと確信した次第です。
ご参考まで。
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
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