親の遺産もない、当然贈与もない、お医者さん・弁護士さんのように高給取りでもない、そんな普通のサラリーマンが億り人になるために次のことが重要と説明しました。
1.一番重要なこと
給料(、ボーナス)の1/4を、強制的に、簡単に引き出せない金融商品に貯めていくこと!
2.二番目に重要なこと
収入(アップ)> 支出(ダウン)+ 貯蓄(アップ)を地道に実行し、投資をするためのタネ銭(余裕資金)を貯めること。
それでは、三番目に重要なことは何でしょうか?
・・・・・?
それは、投資の勉強をすることです。
・・・・・?
私の同期で会社の役員にまで上り詰めた人がいますが、彼は、証券会社の営業パーソンの言われるままにトルコ・リラを買い、大きな損失を出しました。更に、交代した営業パーソンから、トルコ・リラの損失を挽回するためにインド・ルピーを勧められるままに購入し、更に損失を拡大させてしまいました。
彼は、「俺はトルコに行けば、大金持ちだ!」と笑いながら言っていますが、証券会社に鴨葱(カモネギ)にされた典型例ですね。彼には、「新興国通貨建て債券はプロが手を出すもので、素人が手を出しては火傷するよ。また、〇村証券は手数料が高いのでやめたほうがいい。お勧めは手数料の安いネット証券(楽天証券)に口座を開設し、S&P500に対応する米国ETF(VOO)を購入するのが投資の王道だから試しにやってみたら? 俺も1千万円以上、VOOを保有しているよ。」とアドバイスし、彼からは非常に感謝されました。
同じような話を退職された方からもタマに聞きます。すなわち、これからの生活に不安を覚え、資産を増やしておこうと、証券会社の営業パーソンの言われるままに、虎の子の退職金で株、ぼったくり投資信託、新興国債権などを買い、それで大きな損失を出してしまったというものです。これは、①投資の勉強をしてこなかったために自分の判断基準を持っていなかったこと、および、②証券会社の営業パーソンに家にまで上がり込まれ、断りづらかったことなどが原因だと思います。
「自分の安全は自分で守る」ように、自分のお金は自分で守らないとだめですね。
・・・「自分の安全は自分で守るって、工場勤務経験者でないと分かんないよ~。」
・・・「すいません(-_-)/~~~」
ということで、冒頭の写真が今までに読んだ投資本の一部です。私も確固たる判断基準を持っていなかったので、いろいろ試行錯誤を繰り返し、本もいっぱい買ってしまいました(笑)
それでは、私が投資をするにあたって、最も役にたった3つの本を紹介します!ということを書いていきたかったのですが、文章が長くなってしまったので、次回に持ち越したいと思います。
ご期待ください。
*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
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