FIREまで、あと148日です。
さて、FIREとは、Finncial Independence,Retire Earlyの略で、経済的に自立した状態で早期退職し、好きなだけをやって暮らしていくという意味になります。特に、若者の間で人気が出てきており、ブログでもいろいろな投稿が出てきていますね。
ところで、FIREの便乗商法ではないかと思われるのですが、最近、以下のような4つのFIREという言葉が出てきており、とても違和感を覚えています。
①FAT FIRE
贅沢もできる状態でのFIRE。
②LEAN FIRE
倹約しながら最低限の生活費を資産運用して生活するFIRE。
③Barista FIRE
資産運用+頻度を減らして働きながら生活費を賄うFIRE。
④Coast Fire
資産運用+好きな仕事で生活費を賄うFIRE。
本来の経済的な自立という意味では①と②です。③と④は仕事をしなければならず、論外ですね。また、②についても、それが実現できるのは、結婚して子供が小さい時まで、または子供が自立した後ではないかと思います。人生100年を考えた場合、①しかない気がしますね・・・。
・・・「至誠さん、日本には”清貧”という言葉があるんだよ!」
・・・「・・・(-_-;)」
所有するお金やモノが増えると、それらに人生を支配されるようになり、精神的な豊かさが奪われてしまうことがあります。物質的に豊かな暮らしを求めるのではなく、精神的な豊かさを求める。これは、昔、私もあこがれた生活です。晴耕雨読・・・一度はやってみたいですね!
ただ、子供が大きくなって、お金のかかる「○○大学の医学部に行きたい」、「大学院に進みたい」と言われた時に、「いいよ!」と即答できるだけのお金は持っておきたいですね。また、歳を取って、体(、または頭)が不自由となった時、子供に迷惑をかけないためには施設に入るしかないですが、その時の入所費用も自分で準備しておきたいですね。
このように考えると、私の考えるFIREは、FAT FIREの一択しかありません。質素に暮らしながら、必要な時にはお金を使うということです。
<参考>「往生要集」
僧・源信の言葉「足ることを知らば貧といへども富と名づくべし、財ありとも欲多ければこれを貧と名づく」。
・・・「至誠さん、言葉が難しい!」
・・・「私の父は、昔、国語の先生だったんだ。」
ご参考まで。
*モチベーション維持のため、どれか一つポチをお願いします。
*なお、今回の話は投資と関係ありませんが、投資は自己責任でお願いします。