FIREまで、あと124日です。
さて、エスコンジャパンリート投資法人(2971、エスコンジャパンと略)から10月25日に分配金を頂きました。
エスコンジャパンは、2019年2月に上場した、デベロッパーの日本エスコンをスポンサーとするJリートです。また、スポンサーの資本・業務提携先である 中部電力もサポート会社として物件情報の提供などを行っています。投資方針としては、首都圏、近畿圏、中京圏、福岡県の生活密着型商業施設及びその底地を主要投資対象と位置づけ、土地建物と底地で半々となるポートフォリオ構成方針を掲げています。(不動産投信情報ポータルから転記。)
エスコンジャパンは私の個人口座で保有している銘柄です。
今回、頂いた分配金は、次のとおりです。
・3,538円*12口=42,456円(税引き前)。
・分配金利回り、約2.6%/半年(=約5.2%/年)。
株価を見てみると、下図に示すとおり、7月の権利落ちで株価は下落していますが、どちらかというと右上がりの傾向を示しており、株主からは好意的な評価を得ている模様です。
後日送られてきた資産運用報告書を見てみると、良いことがいっぱい書いてありました。
①エスコンジャパンの保有する底地の借地人の9割は上場会社。業種もコロナの影響を受けないテナント構成。
②エスコンジャパンが保有する底地と暮らしに密着した商業施設において、引き続きキャッシュフローは安定。予想分配金を上回る実績(+46円、+1.3%増)。
③2021年8月に実施した公募増資により、資産規模は、519億円(28物件)から696億円(38物件)の増加。中期目標では、1,000億円を目指す。等々。
・・・「至誠さん、何か不満そうですね?」
・・・「前の期の1口当たりの分配金がわからないんだよ! 1口当たりの分配金の推移を示すグラフがないし・・・。」
そこで、不動産投信情報ポータルから転記させてもらったのが次のグラフです。
そのグラフを見ると、前期から1口当たりの分配金はー62円(ー1.7%)の減少!
資産運用報告書は、経営者の成績表(通信簿)です。
良いことも悪いことも同等に資産運用報告書には載せていただき、投資家に正しい判断材料を与えてほしいな~と思いながら、資産運用の概況の中の細かい表を見ていると、1口当たりの分配金の数字が小さく記載されていました。これってどうなの???
・・・「至誠さん、エスコンジャパンは底地を投資対象にするというユニークな取り組みで、分配金利回り5%超を達成しているよ。経営者は頑張っているよ!」
・・・「そうなんだけど(-_-;)」
エスコンジャパンの運用報告書は嘘を言っていませんが、すべての真実を平等に言っているように思えない気がして、最近のTV報道と同じ臭いを感じてしまいました。
エスコンジャパンは、経営戦略もユニークでいい会社だと思います。私は今後も分配金再投資を進めていく予定です。
・・・「でもね~」
・・・「至誠さん、しつこい!」
ご参考まで。
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。