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会社の偉い人が金融リテラシーが高いとは限らない!

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 FIREまで、あと3日です。

 さて、今日はお金の勉強は重要であるという話です。
私の勤めている会社の同期で、常務取締役までなっているH君という人がいます。
H君は、仕事ができるだけでなく、人あたりもよく、話も面白いので、みんなから人気があるのですが、欠点が一つあります。それは、金融リテラシーが低いことです。

H君が、最初に投資したのは、新興国通貨建て債券。
N証券の営業パーソンの言われるままに、高利回りに魅力を感じて、ノルウェー公社 トルコリラ債権を5百万円分購入しました。
そして、皆さんのご存じのとおりトルコリラ暴落。
同期のみんなからは面白おかしくイジラレても、H君は「僕はトルコに行ったら大金持ちだ。」「引退したらカッパドキアに行きたい。」と更にみんなを笑わせています。

次に、H君が購入したのは、M信託銀行のオーストラリアドル建て保険「しあわせ、ずっと」5百万円分。
H君が言うには、「ずっと幸せでなかった」と(笑)

次に、H君が購入したのは、N証券のインドの投資信託 5百万円分。
こちらもN証券の営業パーソンの言われるままに購入したため、H君に「株式?債権?」、「為替ヘッジ有?無?」を聞いても不明  (唖然!)


さすがに、これではやばいだろうと思い、昨年、H君に以下のアドバイスを実施。

・投資の王道は、米国株インデックスに投資すること。
 理由は、多少の上下はあるものの、過去ずっと右肩上がりを続けているため。
・お勧めは、以下の投資信託。
 ①eMAXIS SLIM(S&P500)
 ②iFreeNEXT NASDAQ100
 ③eMAXIS SLIM(全世界株式)
 理由は、手数料が安く、個人投資家の人気がとても高いから。
 私も購入している。
・投資信託を購入するには、手数料が安い、R証券がお勧め。


H君は、私のアドバイスを直ぐに実行した結果、昨年、それなりの利益がでて、私は今でも感謝されています。
(ただし、もう一つのアドバイスである、トルコリラ債権、オーストラリア外貨保険、インド投資信託の損切はしませんでした。)

これに気をよくした、H君は、部下に「投資の王道は、米国株インデックスだよ!」と言いまわっているそうです。
H君の部下の人から聞きました(笑)


トルコリラ債権には後日談があり、トルコリラはエルドラン大統領の失政もあり、とうとう買値の1/3になりました。
そのため、N証券の担当と上司の方が、H君の自宅を訪問したそうです。
(N証券では、トルコリラ債権を購入したお客様に、お詫びして回っているそうです。)
N証券の方は、最初、悲痛な表情でお詫びをしていたそうですが、H君は「トルコリラの件で、みんなから笑いをいっぱい取ったから、元は取れている。気にしないでください。」と笑顔で応対した結果、N証券の方の表情は少し和んだそうです。
さすが、役員になる人は、度量が大きいですね!


H君とは、タマにゴルフを一緒にやっており、先日、N証券の後日談の話を教えてもらうと共に、過去の経緯も含めてブログに載せてもいいという許可を得ました。
米国株インデックスを教えてもらったお礼だそうです(笑)


皆さんは、どう思われますか?


日本の学校ではお金の教育がなかったので、自分から進んで勉強しなければいけないという例です。
このブログを読まれている方は、既に金融リテラシーが高い人がほとんどであり、それだけで勝ち組だと思います。
可能であれば、自分の子供、友人などに、差し支えない範囲で教えてあげたほうが良いと思います。私見ですが。

ご参考まで。



・・・「至誠さん、お金の勉強は必要だね!」

・・・「これからの世の中は必須になってくると思うよ!」




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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。