皆さん、こんにちは!
さて、5月の米国消費者物価は前年同月比8.6%上昇し、1981年以来最高となりました。金曜の朝に発表された消費者心理データは、インフレがアメリカの家計に重くのしかかっているため、過去最低となりました。
S&P500、ダウ、ナスダックは、この数字を受け急落。
S&P500は、セッション中に2.9%下落し、先週の金曜日から5%以上下落し、1月以来最悪の週間パフォーマンスを記録しました。
同指数は3,900をわずかに上回り、約3週間ぶりの低水準で終わりました。
ダウは880ポイント(2.7%)下落し、ナスダック総合株価指数は3.5%下落し、取引を終えた。
(yahoo!finance 2022年6月11日。)
多くの方が、そろそろ米国株式市場も底を打ったかなと思っていたと推察しますが、全くの「フェイク」でしたね(涙)
ここで思い出すのは大恐慌。
暗黒の木曜日の翌年、1930年には株価はいったん持ち直したかに見えましたが、その先にはまた下落が待っていました。
図.1 大好況の勝者たち(P23)
私は、皆さんの不安感を煽るつもりは一切ありません(笑)
しかし、先日のブログに記載したように、世界銀行が「地政学的なリスクでいつでも大幅に下落する可能性が残っている」と警告しているように、短期の視点では先が見えません!
なぜなら、地政学的なリスクというのは、ロシアのブーチンと中国の習近平の2人に負うところが大きいのですから。
では、どうすればいいのでしょうか?
・・・???
まず、あなた自身の状況を確認してください。
1.余裕資金で投資していない人は、投資規模を縮小することをお勧めします。
レバナスなどを除き、今はまだ傷口は浅いと思います。
損切になるかもしれませんが、一生取り返しのつかないダメージを負い、市場から退場するよりもマシです。
市場に残っている限り、貴重な経験を元に、敗者復活の可能性は大いにあります。
2.余裕資金で投資をしている人は、あなたの自由です(笑)
と言っても、私の拙い経験からアドバイスさせてもらえば、以下のとおりです。
・インデックス投資をしている人で、若い人ならば、そのまま投資継続です。
長期、積立、分散(+ホットケ)の王道を貫けば、将来、お金持ちの未来が待っています。
年配の人は・・・自分で考えてください。ケース・バイ・ケースなので(笑)
・高配当株投資をしている人は、継続が正解だと思います。
配当(分配金)は、定期的に入ってきますからね。
注意点は、配当を維持できる会社かどうかです。会社の業績には注意が必要です。
・絶対にやめたほうが良いのは、一部のブログなどで儲かっているという話題が出ている金融商品に手を出すことです。
高値掴みになる可能性が高いです。
(繰り返しになりますが、これは私の経験です(笑))
今回は、文章が長くなったのでこれ位で。
ご参考まで。
・・・「至誠さん、いっぱい痛い目に会ってきたんだね!」
・・・「仕事と一緒だよ。投資は体で覚えて来たからね(^^♪ 」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。