皆さん、こんにちは!
さて、2022年6月20日 Business Journalに「配当が止まるリスクも...高配当で人気殺到の『インフラファンド市場』が危ない」という記事がでましたが、この記事を書いた方は企業の財務を分かっているのかな?と思わず感じてしまいました。
彼の記事のポイントは以下のとおりです。
<記事抜粋>
「高配当をねん出するために蛸足配当に」
すでに上場している7社は利回り概ね6%前後という高配当をねん出するためには最終利益だけで賄うことができず、蛸足配当になってしまっているのである。
(中略)
蛸足配当とは、企業が原資となる十分な利益がないために、利益からの配当に加えて、投資家から預かった資本を払い戻すことで過分な配当金を出すことだ。見た目には配当金が高いため魅力的に感じられるが、実際は資本を取り崩したりして配当金に回しているだけで、永続的に実施できるわけではない。7社すべてが最終利益を超える配当を行っていることを見れば、いずれは行き詰ってしまうのは目に見えている。
<参考>
・・・皆さんいかが思われましたか?
多くの方が、過去に問題となった「ぼったくり投信」毎月分配のたこ足配当と同じ印象を持ったと思います。
しかし、インフラファンドが株主に還元している利益超過金は、過剰な原価償却費を株主に還元しているだけで、真っ当な処理です。
なぜ、Business Journalの彼が「高配当を捻出するために行っている」と結論付けたのかが、彼の説明では全く分かりません。
(初めに結論ありきで、感情が先走っているように感じたのは私だけでしょうか?)
インフラファンドの利益超過金については、「もりっこさん」が分かりやすくたこ足でないことを説明しているので参考にしてください。
こちらはとても論理的で、分かりやすい内容です
<参考>
ご参考まで。
・・・「至誠さん、Business Journalの記事は煽り記事じゃないの?」
・・・「読者は中味を正しく判断する必要があるよ(-_-;) 」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。