皆さん、こんにちは!
昨日、おとり広告で大炎上中のスシローは、現在、あまり混んでなく、お得なセールも行っているので、我が家は継続して利用していると報告しました。
それについて、aka_koushiさんから、以下のような有難いコメントを頂きました。
「スシローは消費者に愛されているんでしょうね。参考になります。
てっきり株購入の好機かと思ってしまいましたが、どうなんでしょうか。気になってしまいました。」
・・・・汗!!!
確かに、私のブログの読者の方で、「株の逆張り」のことだと思ってブログを読んだけど、「騙された」と感じた人がいるかもしれません。
本日は、謙虚に反省して、スシローの株を逆張りすべきかについて、報告したいと思います。
結論から言います。
不祥事を起こした会社の株を購入すべきではありません。
理由は、次の3点です。
1.落ちているナイフの状態です。
スシローのホールディング会社であるFOOD&LIFE COMPANIESの株価チャートを下図に示します。
株価は、ピークから半値以下になっており、まだ下落中です。
また、途中で何度かフェイクの値上がりがありましたが、すぐに下落しています。そのため、株価の底の見極めが非常に難しいです。
よって、シロートが簡単に手を出せる状態ではありません。
2.経営上の問題となっています。
ウニやカニだけでなく、その後に企画した生ビール半額セールも結果的におとり広告となりました。
これでは、経営上の問題(体質の問題)と言われても、仕方がありません。
今後も同じような問題が発生するたびに、株価は下落します。
3.お客様の数が戻っていません。
この点は体感的なものですが、業績の悪化(売上/利益の減少)が予想されます。アナリストの目標にも届かない可能性が大きいです。
<参考>FOOD&LIFE COMPANIESの株価チャート
回転寿司市場は大きく拡大していると同時に、大手3社(スシロー、くら寿司、カッパ寿司)で寡占化が進んでいます。
業界首位のスシローのマーケットシェアは約36.5%、業界2位のくら寿司のマーケットシェアは24.2%、業界3位のカッパ寿司のマーケットシェアは11.5%で、3社合計で約72%を占めています(2022/01/11)。
スシローの株価下落とは対照的に、最近、くら寿司、カッパ寿司では株価が上昇しており、ゴールデンクロスを形成しています。
もし、回転寿司の株を購入したいと思っている方は、スシローを逆張りするよりも、くら寿司、カッパ寿司を順張りするのが、よさそうに思います。
<参考>くら寿司の株価チャート
<参考>カッパ寿司の株価チャート
なお、私は回転寿司のお寿司そのものは好きですが、回転寿司の株は好きではありません。
私が好きなのは、安定した高配当株か、米国株インデックスだからです。
ご参考まで。
【追記】
読者のYU-RI-Aさんからも、次のコメントを頂きました。
「うちの最寄りの店舗は色々な意味で最悪なんでなかなか行けないんですが、実家の近くのスシローは最高です!ネタの厚みとか全然違います☆」
スシローは、店舗によって、サービスのレベルなどにバラツキがありそうです。
また、このようなバラツキが炎上の原因かもしれません(推定)。
ご参考まで。
*aka_koushiさん YU-RI-Aさん コメントありがとうございました。
・・・「至誠さん、スシローも急激な店舗拡大で歪が出てきているのかな?」
・・・「経営上の問題と言われても仕方がないね。社長会見も無いようだし(-_-;) 」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。