皆さん、こんにちは!
さて、投資家にとっては我慢の状況が続きますね!
このような状況下で、バンガードの米国チーフエコノミスト兼ポートフォリオ構築責任者であるロジャー・アリアガ・ディアスさんが、「今、投資計画を立てる際に考慮すべき5つのこと」について語っていました(MarketWatch 2022年10月11日)。
1. インフレ率は永遠ではない。
・高インフレが経済の永久的な特徴になることはない。
・中央銀行はインフレを下げようと懸命に努力している いるが、軽い不況になるかもしれない 。
2. 先を読む。
・ポートフォリオを変更する場合は、中長期的な視野で 先を見ることが最善の戦略である。
・中長期的に見れば、市場はいずれ正常に戻る。
3. 株式と債券の "想定外のショック "に要注意。
・低インフレから高インフレになると、株式も債券もプライスダウンする。
・一旦高インフレ体になると、債券利回りは高くなり、株価は低くなる。
4. 売却しない。
・今は株式や債券を売却する時期ではない。
・株式と債券の組み合わせは、今後、上昇する可能性がある。
5. 退職後の投資家は計画に忠実でなければならない。
・退職者や退職間近の投資家は、生活支出を賄うために退職後のポートフォリオから資金を引き出す必要があるため、特に特殊な苦境に立たされる。
・市場の底値で売却する必要があり、生活費の上昇で退職金の購買力が低下しているため、二重苦になる。
以上のことから、ディアス氏は、一般の株式60/債券40ポートフォリオを推奨している感じです。
*これは、私の受けた印象です。
<参考>
・・・!!!
さすが、バンガードの米国チーフエコノミスト兼ポートフォリオ構築責任者がいうだけのことはありますね!
とても説得力があります。
一般の株式60/債券40ポートフォリオは過去3年間で40%以上の累積リターンを記録しています。
ただし、今年は、インフレによる金利の上昇により株安、債券安が同時に発生しており、株式60/債券40ポートフォリオと言えどもリターンは大きくマイナスに沈んでいます。
株式60/債券40ポートフォリオにすべきタイミングは、FRBによる利上げがいったん収まった後となりますので、ご注意ください!
ご参考まで。
・・・「至誠さん バンガードも良いことを言うね!」
・・・「先を読むことが大切だよ!(-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。