皆さん、こんにちは!
さて、過去記事で「ドルを持つことで4%を超える金利を得る方法」として、
iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF(TIP)が良いのでは?と提案させてもらいましたが、怪しそうなので、一旦発言を撤回します🙏
経緯は、下歴のとおりです。
<参考>
・・・???
TIPを提案した理由は、下図から分かるように配当(Yield)が8.06%もあったからです。
楽天証券の配当履歴を見ても、毎月順調に配当が支払われていました。
図.1 TIP株価チャート(2022/10/27)
しかし、たまたま、Yahoo!financeのconversationsを読むと、以下の文章がありました。
(DeepLによる翻訳も付けておきます。)
「これはブラックロックから得た回答です。
『iShares TIPS Bond ETF は、消費者物価指数(CPI)が前月比で上昇した場合に、インフレから保護することができます。分配金は2ヶ月遅れで支払われることに留意してください。10月初旬に分配金が支払われなかったのは、6月から7月にかけてCPI指数の変動が0.0%であったためです。当ファンドは月々のインフレに備える一方で、デフレになった場合は分配金をお支払いしません。ファンドの仕組みについては、添付の資料をご覧ください。
資料名は「TIPSおよびTIPS ETFのしくみ」です。iSharesのホームページで見ることができます。』
もちろん、これだけでは3月から株価が下がり続けていることの説明にはならないですが、それにしても、このようなことはよくあることです。それに、よく言われるように金利が上がれば、物価は下がる。12月1日までは、もう利払いはないと思ってください。
TIPが120ドルに戻るのはずっと先のことなので、私は抜けました。」
上記に対するReplayです。
「5月~6月の増加率が1.3%だったので、9月の減少率はとんでもないことになりました。7月から8月は0.1%、8月から9月は0.4%ですから、次の2ヶ月は小額分配になるかもしれません。基本的に、分配金目当ての人は原油価格に賭けていることになります。そこで問題は、いつインフレ率の低下によって債券が上昇し、TIPの価格が上昇するかということです。」
・・・!!!
ちょっとヤバい情報ですね?
CPI(消費者物価指数)が前月よりマイナスになると、配当は無くなるということです。
現時点で確認すると、TIPの10月配当はありませんでした。
幸いなことに、TIPの株価は、11月1日の権利確定日に向かって上昇しています。
今売却すれば、当初に予定した配当+αが得られるので、私は10月28日、または10月31日にTIPを売却したいと思います。
なお、これは私の考えであり、皆さんにTIP売却を勧めているものではありません。
これから、インフレが進めば、TIPの配当は増加していく可能性もあります。
ただし、私の場合、想定した事項が覆った場合、速やかに撤退することを習慣にしています。
疑心暗鬼で株を保有するのは精神的に良くないですからね(笑)
ご参考まで。
・・・「至誠さん 良く分かったね?」
・・・「たまたまです。皆さんにご迷惑をかけたかもしれない(-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。