皆さん、こんにちは!
今日は小ネタです。
「ちはやふる」(末次由紀さん著)最終巻が発行されました。
「ちはやふる」を知らない読者のみなさんのために、ストーリーを簡単に書くと、
<幼なじみの千早(ちはや)、太一(たいち)、新(あらた)は、いつも競技かるた(百人一首)で遊んでいた。小学校を卒業し離れ離れになってしまうものの、同じ高校に進学したことで再会した千早と太一。いつか新と同じ道で再会できると信じる千早は、競技かるた部を立ち上げ、全国大会を目指す。>
という感じでスタートします。そして、
<競技かるたの魅力にとりつかれた千早を中心に、恋愛や友情、離別や再会といった青春ストーリーも織り交ぜながら、最終的には競技かるたの最高位「クイーン位」を目指す。>
というようにストーリーが進化していきます。
その間、15年です。
・・・!!!
「ちはやふる」の人気は高く、広瀬すずちゃん主演で、何度か映画化されました。
(私も見ましたが、甘酸っぱい香りのする良い映画でしたね・・・!!!)
また、地元、大津市(京阪電車石坂線)では、「ちはやふる」のラッピング電車が走りました。
(私も、通勤で何度も乗りました。車内にまでラッピングが施されていました。)
競技かるた名人位・クイーン位決定戦や、かるたの甲子園と呼ばれる全国高等学校かるた選手権などが開催される大津市の近江神宮は、かるたの聖地として一躍有名になりました。
もちろん、「ちはやふる」の漫画、映画の場面に多く出てきます。
・・・???
ちはらふるは、在原業平の句から採っています。
在原業平 『百人一首』(17番) 『古今集』秋・294
「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは」
しかし、漫画では、崇徳院の句の方が格段に多く出てきます。
こちらの方が、漫画のテーマによく合っていたのでしょう。
- 崇徳院(77番) 『詞花集』恋・228
「瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ」
・・・!!!
私は、「ちはやふる」は電子版ですが、全50巻を保有しています。
49巻では、千早(ちはや)、新(あらた)が、それぞれクイーン位、名人位の最終戦で、運命戦へともつれ込んだところで終わっており、50巻は感動的なフィナーレを迎えました。
(ネタバレになるので、詳細は省きます。)
「ちはやふる」が完結したことで、私の心の中はぽっかりと穴が開いたようになってしまいました。
また、面白い漫画を見つけなければなりませんね(笑)
ご参考まで。
・・・「至誠さん 『進撃の巨人』でも同じようなことを言ってなかった?」
・・・「人に感動を与える名作は、みんな同じなんだよ(-_-;)」
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