皆さん、こんにちは!
12月21日の米国市場は、久しぶりに上昇に転じました。
・ダウ :+1.6%
・ナスダック100:+1.54%
・S&P500 :+1.49%
ただし、長期投資家である皆さんは、日々の株価の変動、およびその原因には興味が無いと思います(笑)
そこで、今回から、2022年の総括をやっていきたいと思います。
第1弾は、資産運用会社(プライベートカンパニー、PC)の総括です。
1.初めに(資産運用会社の説明)。
・私は、2020年5月1日に資産運用会社(PC)を立ち上げました。
・目的は、節税。PCは、合同会社としました。
・PCのスキームは、図.1にあるとおり、私(個人)がPCに運用資金を貸し付け、PCで運用。運用で得た利益で、①私への役員賞与、②家内への給料、③税理士の費用を支払うというものです。
・PCでは、約1億円の資金を運用しています。
(Jリート、インフラファンド、高配当日本株に投資しています。)
図.1 PCのスキーム
2.資産運用会社(PC)の総括。
(1)業績。
・第1期、第2期の損益計算書(抜粋)を表.1に示しますが、目的とした節税対策は完全に未達でした。
理由は、営業外収益(有価証券売却益)が多く出たためです。
逆に、ピカピカの優良企業となってしまいました(笑)
第3期も、インフラファンドのTOBに伴う売却益が出ていることから、順調に、利益が積み上がっています(再笑)
*株式の運用だけのPCを立ち上げた場合、節税対策は難しいことを実感しています。
しかし、税金をしっかり納め、結果として社会貢献に繋がっているので、最近は「ま、いいか!」と思っています。
表.1 PCの損益計算書(抜粋)
(2)運用資産の増減。
・PCで運用する株式等の評価額推移を図.1に示しますが、
2022年度は各指数が大きく下落する中で、年初に比べて7.3%増加しています。
この結果、自己資本比率は29.7%となりました。
*将来、息子に会社を譲る場合、いろいろな方法が取れそうです。
図.2 PCで運用する株式等の評価額推移(2022年)
( 注)VOO、BNDはUSDベースで計算。)
(3)分配金(配当)
・私たち夫婦2人が暮らしていくには、十分な分配金を得ることができました。
(表.1 配当収入 参照。2022年5月以降も同様。)
(4)その他。
A.(上記以外で)良かった点。
・社長の名刺を持つことができ、社長のゴルフコンペなどを通じて、幅広い人脈ができました。視野が広がりました。
・社長として役員報酬を受け取るようになり、保険を企業健保から協会けんぽに切り替えた結果、保険料が格段に安くなりました。
・(3期目でようやくですが、)財務・会計、税務、国からの調査など、会社の流れを把握することができました。
B.苦労した点。
・勉強のため、財務・会計の一部を自分でやったのですが、とても手間でした(笑)
*お金を出せば、税理士さんがすべてやってくれますが、それでは自分の勉強にならないので、がんばりました。
・・・!!!
いかがでしょうか?
PCを設立して、それは維持・運営していくことは、なかなか大変なことでした。
しかし、とても勉強になります。
私は大学を出て、同じ会社(含グループ会社)で過ごしたため、今思うと視野が狭かったと思います。
PCを設立して、いろいろな社長さんと交友することにより、今まで発想もしなかったようなことが分かったり、びっくりするような経歴の持ち主が居ることも分かりました。
もし、興味のある方は、プライベートカンパニー(PC)を設立するのも面白いと思います。
ご参考まで。
・・・「至誠さん FIREしてゴルフばかりしていたの?」
・・・「無理!体力が続かないことが分かったよ(-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。