皆さん、こんにちは!
さて、今回は、「私がリーマンショックを乗り越えられた理由!」について、報告したいと思います。
<リーマンショック>
2008年9月、アメリカの有力投資銀行であるリーマンブラザーズが破綻し、それを契機として広がった世界的な株価下落、金融不安(危機)、同時不況を総称します。
同社は低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)を証券化し販売しましたが、住宅バブルの崩壊とともに、結局は負債総額約6000億ドル(約64兆円)という空前の破たんを招きました。
リーマンブラザーズ社の破たんは連鎖的に大手金融機関の経営危機を招き、金融危機を加速化させるに至りました。
*今からリーマンショックを振り返ると、アメリカでは年収2~3百万円の労働者に、5千万円程度のローンを組んで住宅を販売し、証券会社はそのローン証券を優良債券に紛れ込ませて販売していたので、トラブルが起きるのも当たり前でした。
当時のアメリカの銀行、証券会社のやり方は無茶苦茶です!
・・・!!!
日経平均株価も当時12,000円程度だったところから6,000円台まで下がり、株価への影響も大きく数年に渡り株価下落の状態が続きました!
それでは、私の場合、どうだったか?
・私の勤めていた会社の株価は900~1,000円だったところから、400円以下に下落しました。
当時、持株会で2万株ほど所有していたので、1,000万円ほどの資産が吹き飛びました。
図.1 私の勤めていた会社の株価チャート
・また、DC年金で保有していたMSCIコクサイ(除日本)の基準価額も半分になってしまい、こちらも400万円ほどが吹き飛びました。
図.2 MSCIコクサイ(除日本)チャート
・・・???
これほどの損害を受けたにもかかわらず、どうして私はこのリーマンショックを乗り越えられたのでしょうか?
理由は3つあります。
1.私の勤めていた会社は、不況による業績悪化を何度も経験し、そこから立ち直っていたので、リーマンショックも同様と考えた。
・・・私の友人が勤めていた不動産会社は倒産し、持株会はすべて紙切れになったとのことです。今から考えると、とても危険な考えだったかもしれません。
2.会社の受注は急減したが、半年ほどで回復。リーマンショックがそんなに大きな不況だという認識はなかった。
3.貯金もあり、余裕があった。
*要は、鈍感だったのですね!(大笑)
・・・!!!
結果として、持株会、DC年金共に、リーマンショック以降も積み立てを継続したお陰で、億り人になる大きな要因となりました。
(最終的に、持株会は株価が大きく復活し、1,000円を超えた時点で売却。DC年金は、退職時に全量売却しました。)
現在、日米の株式、国債が急落して大騒ぎしていますが、リーマンショックに比べたら、現在の株価急落は些細なものです。
私がリーマンショックを乗り越えられたように、皆さんも鈍感力を磨くのが良いかもしれませんね(笑)
ご参考まで。
・・・「至誠さん 若い人にリーマンショックと言っても分からないよ!」
・・・「そうかもしれないね(-_-;)」
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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。