皆さん、こんにちは！
さて、私の読者の方から、「米国株式は、為替の問題があり、怖くて手が出せません！」との意見を頂きました。
それは正しい判断だと思います(笑）
「自分が自信を持てない株を保有してはいけません！」
・・・？？？
ただし、為替の問題を直感で判断するのもアリだと思いますが、一歩進んで、
為替の影響がどの位あるかを定量的に計算し、それを用いて判断を下すというのもアリだと思います。
具体的に言うと、２０２３年２月４日時点のデータを参考に、次のように仮定します。
・為替： １３１［円／ドル］
・Ｓ＆Ｐ５００：４１４６［ポイント]
①為替が１２０［円／ドル］になった時。
・ドルは、１２０／１３１＝０．９１６（－８．４％）の下落。
・円ベースの利益を±０にするため、
Ｓ＆Ｐ５００は４１４６／０．９１６＝４５２６（＋９．２％）に上昇する必要があります。
②為替が１１０［円／ドル］になった時。
・ドルは、１１０／１３１＝０．８４０（－１６．０％）の下落
・円ベースの利益を±０にするため、
Ｓ＆Ｐ５００は４１４６／０．８４０＝４９３５（＋１９．０％）に上昇する必要があります。
このように計算してして、短期投資家の場合であれば、
「今後１年で、為替は１２０［円／ドル］になる可能性はあるが、Ｓ＆Ｐ５００が４５２６［ポイント］（＋９．２％）に上昇する可能性は無い。
よって、しばらくは米国株に手を出さないでおこう。」
と考えるのは説得力があります！
また、長期投資家の場合であれば、
「Ｓ＆Ｐ５００は、今まで１０年で２倍になっている（７％成長）。
今後１０年で為替がどうなるか分からないし、例え１１０［円／ドル］になっても、影響は軽微だ。
よって、Ｓ＆Ｐ５００を、長期・積立で購入していこう。」
と考えるのも説得力がありますね！！
・・・！！！
私は、エンジニアとして会社に入り、上司の方から、
「エンジニアであれば、①理論、②データ、③図面で話をするように！」
と強く指導されて育ちました。
株式投資の場合でも、データを用いて定量的に判断できれば、一皮むけた投資家となれると思います。
ご検討されてはいかがでしょうか？
ご参考まで。
・・・「至誠さん 会社へは柔道で入ったんじゃ無かったの？」
・・・「それは冗談で言っていただけです(-_-;) 」
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＊なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。
