皆さん、こんにちは!
さて、皆さんご存じのとおり、国債の利回りが上昇すれば、国債価格は下落します。
現在、FRBのインフレ対策により政策金利は上昇を続けてますが、インフレが収まり、政策金利が下落を始めると、
2020年からずっと下落していた米国国債ETFは、一挙に上昇に転じることが期待できます。
特に、償還期間が長い国債になればなるほど、価格の上昇の割合が大きいことから、インフレ終息を期待して、米国長期国債ETFに投資していることは過去のブログに述べたとおりです。
ただし、世の中は思い通りに動かないものです。
何度も期待を裏切られながら、添付リンクのような記事にも励まされ、米国長期国債ETFを保有し続けているのが実情です(笑)
しかし、今回は潮目が変わったように思われます。
<参考>
・・・???
潮目が変わったと思う理由は、次の3点です。
1.米銀行が破綻し、FRB大幅利上げ見通しは消滅した。
シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行の経営破綻を受け、市場では主要中央銀行の金融政策見通しの急激な修正が起きている。特に米連邦準備理事会(FRB)については、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げが実施されるとの予想は消え失せた。
<参考>
2.FRBの銀行救済案による銀行への貸出し急増。FRB資産が増加した。
有名ブロガーのYUTAさんが、3月18日のブログで報告しています。
FRB資産増加(流動性供給)はあらゆる資産の価格増加につながる。
特に恩恵を受けているのはゴールドと米国債!
<参考>
3.米国長期国債ETFが上昇に転じている。
米国長期国債ETFとして、TLT(iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF)の株価チャートを、図.1に示しますが、今年の3月から上昇に転じています。
*TLTは、直近で2回の騙し上げがありました。今回は大丈夫だと思うのですが(笑)
図.1 TLT株価チャート(1年)
・・・!!!
昨年から、多少の紆余曲折はありますが、米国長期国際ETFを粘り強く保有しています。
TMF(Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF)も買い戻しました。
今度こそ、米国長期国債ETFが力強く回復することを期待しています!
<参考>米国ETF保有状況(個人口座)
ご参考まで。
・・・「至誠さん 米国株の短期投資なんかして大丈夫?」
・・・「これも勉強なんだ!法人口座で堅い運用をしているから大丈夫だよ(-_-;)」
注)今回報告した米国長期国債ETFへの投資は、1~2年程度の短期で利益を出そうとする逆張りであり、やんちゃな個人口座で運用しています。
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