皆さん、こんにちは!
さて、レイ・ダリオの黄金のポートフォリオをご存じでしょうか?
過去ブログでも取り上げましたが、
レイ・ダリオ氏は資産規模1000億ドル以上を誇るヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者です。
そして、「世界のエリート投資家は何を考えているか -黄金のポートフォリオのつくり方-」(アンソニー・ロビンス著)で紹介された
黄金のポートフォリオは、ITバブル、リーマンショックともにほぼ無傷で乗り切っており、守りに強いポートフォリオと言われています。
<黄金のポートフォリオ>
・株式(VOO) 、30%
・中期米国債(IEF) 、15%
・長期米国債(TLT) 、40%
・金(GLD) 、7.5%
・コモディティ(GSG)、7.5%
図.1 黄金のポートフォリオ
<参考> 過去ブログ
・・・???
黄金のポートフォリオは、コロナショックでもマイナスになることはありませんでした。
しかし、2022年から始まった米国株価のダレダレ下落では、VOOと同様に株価は下落しています。
(図.2参照。)
これはなぜだったのでしょうか?
これは、今まで株価と逆の動きをしていた米国国債(IEF、TLT)が、米国株式(VOO)と同じ動きになり、下落してしまったからです。
これは、米国政策金利がゼロであったことが理由だと思われます。
(私見です。)
図.2 黄金のポートフォリオ (縦軸を%で表示)
ところが、2023年3月に入ってからは、米国株(VOO)と米国国債(TLT)との逆相関が復活しています。
(図.3参照。)
FRBの高金利政策の影響が出てきていると思われますが、この結果、下落に強い黄金のポートフォリオの所期の効果が期待できると思われます。
図.3 VOOとTLTとの逆相関が復活
・・・!!!
現在、米国株価市場はいろいろなリスク要因により、全く先が見えない状況です。
ここで一発勝負に出るのも良いですが、守りを固めて様子を見るのも一法です。
その場合、レイ・ダリオの黄金のポートフォリオは有効かもしれません。
因みに、私の米国株式のポートフォリオを図.4に示しますが、いろいろ試行錯誤する内に、レイ・ダリオの黄金のポートフォリオに似てきました(笑)
図.4 至誠くんの個人口座(米国株)
ご参考まで。
・・・「至誠さん レイ・ダリオの黄金のポートフォリオで大丈夫なの?」
・・・「まだ、分からないよ(-_-;) 」
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