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株式ETFの資産流出で債券ETFが躍進!

 皆さん、こんにちは!

さて、yahoo!finance(米国版)に
株式ETFの資産流出で債券ETFが躍進」
というコラムが掲載されました。


内容は、以下のとおりです。

1.銀行の経営破綻が相次ぎ、経済の脆弱性が懸念される中、
投資家は株式の上場投資信託(ETF)を敬遠し、債券の上場投資信託(ETF)に切り替えている。

2.etf.comのデータによると、
①米国の債券ファンドは今年第1四半期に440億ドル近い資金を集めた。
これは、前年同期の150億ドルから3倍近く増加したことになる。
②一方、米国株式ファンドは今年1-3月期に29億ドルの資金を失い、前年同期の990億ドルという資金量から一転している。

3.市場の動揺、銀行の倒産、連邦準備制度理事会(FRB)の連続利上げにより、投資家はポートフォリオを見直し、リスクを回避するようになった。
アナリストによると、このことが株式の流れに影響を及ぼしているとのこと。

4.このリバランスは財務省証券ETF、特にデュレーションが短いETFに好意的である。今年に入ってからの資産収集額上位10本のうち4本が政府系ファンドであった。
iシェアーズ7-10年債ETF(IEF)、iシェアーズ20+年債ETF(TLT)、iシェアーズ0-3ヶ月債ETF(SGOV)、SPDR Bloomberg 1-3 Month T-Bill ETF(BIL)は合計で3月末に約190億ドルを集めた。

一方、株式ファンドは、株式市場の上昇にもかかわらず、ほとんど資産を流出させた。
今年に入ってから、SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY)は7.5%上昇し、ハイテクに強いInvesco QQQ Trust (QQQ)は20.1%急伸した。

それでも、SPYは今年最大の負け組で、89億ドルがファンドから流出した。


 表.1 上場投資信託(ETF)資産クラス(年度累計) 


<参考>

 
・・・???


皆さん、いかがでしょうか?

表.1を見る限り、
米国株式が運用資産の中心です。

しかし、リスク回避のために、米国債券に資産が流れているということですね。

このコラムは、米国在住者向けのコラムなので、短期債権を勧めていますが、日本では為替の問題があるので、IEF、TLTなどの(為替変動に負けない)株価上昇が期待できる中長期債券のほうが良いと思います。

また、債券ETFの次に、国際株式にも資産が流入している点には注意が必要です。
(米国株式一辺倒ではなくなってきているということです。)


・・・!!!


私は、読者の方に、米国株式、または全世界株式インデックスの長期・積み立て投資を推奨しており、この投資方法が最強だと思っています。

しかし、欠点として、リセッションが来た時に株価が下落する(資産が減少する)ということが挙げられます。
リセッションが終われば、再度、株価は上昇していくのですが、
この一時的な下落を抑えたいという方には、米国債券をアセットアロケーションに加えることをお勧めします。


ご参考まで。




・・・「至誠さん 最近、米国国債の人気が高まっているね!」
  

・・・「米国国債の利回りが高くなったからだよ。1年前、個人投資家は見向きもしなかったよ(-_-;)」



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*なお、上記の方法は自分の経験を述べたもので、これから必ず儲かるかどうかは分かりません。投資は自己責任でお願いします。