皆さん、こんにちは!
さて、前回は米国国債(生債券)の選定方法について説明したので、今回は、
米国社債(米ドル建債券、生債券)の選定方法について説明したいと思います。
ここで私が説明するのは、以下の方を対象にしています。
①利益(税引き前)は4~6%で良いので、リスクをあまり取らず、毎年、確実に利益を得たい方。
②米国債券を満期まで保有できる方(金銭的な余裕のある方)。
③米国国債よりも、もう少し高い利益を得たい方。
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・・・???
2.米国社債。
米国社債は企業が発行したものであり、企業が倒産した場合、社債の価値が大きく棄損するリスクがあります。
そのため、米国国債と選定方法が異なるので、ご注意ください。
①米国社債は、利付債(下の表では、商品:利付債)を選んでください。
米国社債の経験を積んだ後に、劣後債を一定の割合でトッピングするというのは有効な手ですが、最初は利付債のみを購入することをお勧めします。
(株式と同じで、自分がよく知らないものに手を出してはいけません。)
②自分が売らないで保有できるという条件で、残存期間を決めてください。
私は、どんな会社でも何かの原因で倒産する危険性はあると考えているので、米国社債の残存期間は10年以下と決めています。
③次に、利回りと利率(正確には、利率/参考単価*100)の高いものを、複数選んでください。
利率が低いと、毎年得られる利子が少なくなるのは、米国国債と同じです。
下表から選ぶとすれば、オリックスとオラクルがよさそうですね。
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④次に、それぞれの銘柄の詳細(発行体格付)を見てください。
これを見ると、オリックスの格付けが高いことが分かります。
・オリックス:A-(S&P)/A3(Moody's)
・オラクル :BBB(S&P)/Baa2(Moody's)
残存期間が10年以下であれば、オラクルのBBB(S&P)でも大丈夫そうですが、
堅実にいきたい人は、オリックスの米国社債をお勧めします。
発行体格付に、「A」が入っているものをお勧めします。
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・・・!!!
いかがでしょうか?
米国社債は、リスクの高いものほど、利回りが高くなる傾向があります。
したがって、利回りが高いからと言ってすぐに飛びつくのではなく、中身を確認してから購入しましょう!
(なお、今回説明したのは、あくまで私の考え方です。)
ご参考まで。
・・・「至誠さん トヨタとか三井住友FGの米国社債も魅力的だね!」
・・・「実は、私も少し買っています!(-_-;) 」
注)ブログで、米国債の話を書き始めると止まらなくなったので(笑)
次回はいったん話題を変えたいと思います。
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